排気温チェックランプが点灯した

触媒がなんらかの理由で過熱して異常と判断されたときに点灯するのが排気温チェックランプだよ。現代のクルマでは装着は義務化はされていないんだ。

排気温チェックランプは、なんらかの原因で触媒が性状温度以上にあがったときに点灯します。原因はいくつか考えられますが、1つにはエンジンのうちの1気筒のスパークプラグが点火していない場合が考えられます。これは燃焼室で点火されなかったために、未燃焼のままの混合気が触媒まで行って、そこで熱せられて着火し触媒の温度が上がってしまうことが原因です。

点火時期が遅くなると燃焼も遅れて排気温度が上がる

また点火系のトラブルで、点火時期が性状な状態よりも遅くなってしまう場合にも排気温度が上がることがあります。これは、最適な点火タイミングであれば、点火して燃焼がおわっているためにある程度燃焼温度が下がっているところが、タイミングが遅いために、その前に排気されてしまうことから起こります。

こうなると排気温だけでなく水温や油温も上昇させてしまうことになり、エンジンに悪影響を与えることが考えられます。

また、吸気量に対して燃料が薄い状態になると排気温が上がる傾向となります。

アフターファイヤー(燃焼室内で燃焼が終了せず、未燃焼ガスが排気管へ流出して爆発的に燃える)によって触媒内で燃焼し、触媒を傷める原因となります。

特にターボエンジンをブーストアップした場合などに問題になります。

排気温チェックランプが点灯したら、まず安全なところにクルマを止める

走行中に排気温チェックランプが点灯した場合は、まず速度を落とし、それでも警告灯が消えないようだったら、エンジンをストップさせて冷却させます。

その後、エンジンを始動してチェックランプが点灯しないようだったらふつうに走って大丈夫ですが、できるだけディーラーや工場などでチェックしてもらうようにしましょう。

原因としては意外と排気温センサー自体だったりすることもありますが、安易に消えたから大丈夫と判断しないで、しっかりと整備することは大事です。

なお現代のクルマはこの排気温チェックランプの装着は義務付けられていません。スパークプラグが点火しないときに燃料供給を止める制御など、未然のトラブルを防ぐ装置を取り入れることによってそうなってきました。

ブレーキチェックランプが点灯した

クルマの安全性の要ともいえるブレーキシステム
ここに異常が起きている場合に点灯するのがブレーキチェックランプです!
ただ、パーキングブレーキの作動を知らせるランプと共用しているときは点灯して正常なので心配はいらないよ。

ブレーキチェックランプが点灯するいちばんの原因は、ブレーキフルードが極端に減っているときです。ブレーキフルードはブレーキパッドの摩耗によって液面が低下しますが、ブレーキパッドの交換が必要な状態でも見かけ上のフルードの減少によってチェックランプが点灯することはまれです。

ブレーキフルードが極端に減る原因としては、ブレーキラインのどこかからフルードが漏れていることが考えられます。特にブレーキホースのカシメ部分からの漏れが原因の場合が多いです。

ブレーキフルードが漏れるのはホースだけではない

また、ブレーキ系ではブレーキマスターシリンダーやレリーズシリンダーからのフルード漏れの可能性もあります。こうした場合、とりあえずチェックランプを消灯するだけならブレーキフルードをリザーブタンクに継ぎ足せばいいのですが、根本的な解決にはならないので早急な修理が必要です。

ブレーキフルードは徐々に漏れることが多く、さっきまでは漏れていなかったのにいきなり漏れてブレーキフルードがなくなった、などということはまれですから、ブレーキチェックランプが点灯しないまでも、もれているということはありえます。

リザーブタンクやホースなどは比較的チェックしやすい

たとえば自分でタイヤを変える方は、タイヤを夏タイヤから冬タイヤに履き替えたりするときなどタイヤを脱着する機会があるときに、ブレーキホース周辺をチェックしたり、普段からボンネットを開けたときにリザーブタンクのブレーキフルードの減り方等をチェックしておくと、ブレーキランプが点灯する前に異常に気付くこともできるかもしれません。

吸気中に作った負圧でブレーキ踏力をサポートするブレーキブースターに不具合がある場合などにもチェックランプが点灯することがあります。

完全にブレーキブースターが劣化してしまうと、踏力だけでブレーキを効かせなければならなくなります。ふつうのつもりでブレーキを踏むと、思ったように減速してくれないこともあるので危険です。

ブレーキチェックランプはパーキングブレーキの作動を知らせるランプと共用していることもあります。この場合は点灯して正常ですので心配ありません。

チャージランプが点灯した

バッテリーのようなかたちをしたマークがチャージランプです。
形からするとバッテリーの不良のようですが、これはオルタネーターなど充電系統の異常を表すものです。

チャージランプが点灯したときにまず疑うのは、オルタネーターの不良です。オルタネーターとは自動車の中で使われる電気を生み出すためのパーツで、ここから十分な発電がされていないとき、このチェックランプが表示されます。

バッテリーが不良だと思って新品に交換してもこの症状は治りませんので注意してください。

オルタネーターの不良で十分な発電ができていない

このランプが点灯すると、バッテリー内の電気がある間はエンジンの点火系は動きますが、やがてエンジンが停止して動かなくなってしまいます。

高速道路などを走行中に中途半端なところでクルマが止まってしまうと非常に危険です。

まずは安全なところにクルマを移動しましょう。

ある程度の距離を走れるということは、うまくいけば目的地までたどり着けるということでもあります。この場合はエアコンなどの電装品を止めれば、走行距離が長くはなりますが、到着するしないはあくまでも運になっていまいます。

クルマを移動した後はロードサービスや修理工場などに連絡して適切な対策をとるようにしましょう。

オルタネーター本体にトラブルがないとしてもVリブドベルトの緩みや切れによってもチャージランプが点灯します。これも発電しないという意味では同じ状態です。

オルタネーターは突然壊れる ベルトはチェックができる

予防法ですが、オルタネーターの不良をあらかじめ予測するのは難しいです。

もし古いクルマで不安があるならオルタネーターの発電量を調べてもらうと良いでしょう。少なくともオルタネーターのベルトなどは車検時に点検しておくことが必要です。

ベルトの緩みについては指で押してみて明らかに張りが足りないことや、エンジン始動直後にキュルキュルというベルトの緩み音がするので予見することは可能です。